2010年11月28日

Killers(キス&キル)


アシュトン・カッチャー(「ベガスの恋に勝つルール」)、キャサリン・ハイグル(「男と女の不都合な真実)」)主演のアクション・ラブコメディです。

ストーリー:
彼氏に振られたばかりのジェンは家族と一緒にフランス旅行中にスペンサーという素敵な男性と運命的な出会いをし、ハンサムでスマートな彼と結婚します。優しい彼と幸せな結婚生活を過ごしていましたが、実はスペンサーは元スパイ。ジェンと出会い普通の生活を送るために足を洗ったはずの彼の命を狙う人たちが次々と現れて・・・。誰を信じればいいのか?

感想:
案外面白かったです。ラブコメディかなと思ってましたが、けっこう本格的なアクションシーンが繰り広げられます。世間知らずで抜けてるジェンが命を狙われるスペンサーと一緒に戦ううちに図太くなっていく姿は圧巻。娯楽映画としては面白いです。

ところで、海外ドラマ『フレンズ』好きの私のしてはモニカが大失恋した相手であるリチャード役のトム・セレックが出ていてちょっと嬉しかった。相変わらずおひげがステキでした、笑。

元スパイでいまだに腕は衰えず・・だけど愛する人のために生まれ変わる。っていう流れは完全に女子向けの映画でしたね。私は好きでした。

コメディの要素もあったので娯楽映画として楽しむのにも良いと思います。


☆の数は…★★★☆
(5点満点、★=1、☆=0.5)

『キス&キル』公式サイトはコチラから

IMDb(毎月世界から5,700万人以上が訪れる映画データベースサイト)を見る→『Killers』
レイティング:4.8/10 低めですね。わかる気はしますが、苦笑。
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Prison Break:The Final Break (プリズン・ブレイク ファイナル・ブレイク)

あの大人気海外ドラマ「プリズン・ブレイク」の番外編的なお話です。
ファイナルシーズンであるシーズン4の最終話では、事件の全てが終わったあとに少しだけ4年後が描かれて終わります。その空白の時間に何が起こったのかがこれを見たらわかるよ、というわけです。

★注意★
プリズン・ブレイクをこれから見る人、見ている人にとってはネタばれが出てくると思うので、今回の日記は全シーズンを見てから読んでくださいね。

感想:
「ファイナル・ブレイク」という名の通り、最後の脱獄劇です。
今回は今までになかった女性用の刑務所内が描かれるのは面白い。ただ、これまで24話かけて描いてきた脱獄をわずか90分で見せるのはムリヤリ感が否めないです。マイケル、脱獄のプロ過ぎでしょう、笑。
まぁ、そんな短時間でやるには確かに無理なわけで、どうして短い時間でやらざるを得なかったのかという理由もわかるのですが。

私が長い間かけて全シーズンを制覇したのは「面白くて続きが気になったから」という理由のほかに、完結編である「ファイナル・ブレイク」を見てすっきりしたかったから、マイケルとサラのハッピーエンドが見たかったからです。それなのにー!!っていうもどかしさが残った1作でした。

まぁ、それなのにー!!は、シーズン4の最終話から続いてたんだけどさ。「なにそれー!」って叫んでましたから。

とにかく一連の脱獄劇は終了し、これでみんな全てから解放されてそれぞれの家族とともに幸せに暮らせるようになったことはハッピーエンドと言えるのかしらね。


☆の数は…★★★☆
(5点満点、★=1、☆=0.5)

その他の感想が見たい方はコチラから→プリズン・ブレイク ファイナル・ブレイク [DVD]

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レイティング:8.8/10 世界でも好評価ですね♪
Prison Break

posted by Eri at 18:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月03日

Prison Break 1、2、3、4(Final)

言わずもがな、大ヒットしたアメリカの脱獄(Prison Break)ドラマです。
4シーズンあって、マイペースで見ていたら3ヵ月半かかりました。1シーズン1カ月弱のペースは早くはないですね。でも、次がどうなるか見たくてうずうずする、ハラハラドキドキなドラマでした。

やっと全部観終わったので、シーズンごとに感想を書いていきます!
シーズン1から順に書きますが、シーズン2以降は見てない方にはネタばれにつながると思います。気をつけて書きますが、ご注意してお読みくださいませ。

シーズン1 全22話≫

ストーリー:
主人公マイケルの兄リンカーンが、副大統領の弟殺しの罪で死刑を求刑されて刑務所に収容されます。ところが無実の罪で何ものかにはめられたと知ったマイケルは、リンカーンを死刑から救うために銀行強盗を犯し同じフォックスリバー刑務所へ投獄されます。この刑務所は建築家である自分も設計に関わっていたことから、設計図を手に入れ絵に模した構図を全身にタトゥーとして刻みこみました。こうして、リンカーンとともに脱獄に向けて動きだしました。

感想:
噂にたがわずハラハラ次の展開が気になってやめられなくなるシーズンでした。凶悪犯が集まる刑務所だけに秩序があってないようで、その人間模様も面白い。スケジュールが管理されているため、限られた時間を使って準備する様子もハラハラです。思わぬ事態で計画が変わっても周到に用意してある二重、三重の脱獄計画には圧巻。利用するつもりで近づいた刑務所の女医サラに恋心を抱いていく様子には、ありがちな展開だけれど、女医と囚人という立場もありやっぱりどうなるのか気になっていくのでした。


−−−ここからは前シーズンのネタばれにつながるので気をつけて読んでください−−−


シーズン2 全22話≫

ストーリー:
なんとか女医サラの力も借りて脱獄に成功するマイケルとリンカーン、刑務所内で出会った仲間(?)たちとの逃亡生活の始まりです。同時にリンカーンの無罪を晴らすために事件を追い、大統領(シーズン1では副大統領)がリンカーンをはめたという事実がわかっていきます。さらに闇の組織の存在も明らかになって行きます。警察だけでなくFBIマホーンからも追われるようになったマイケルたちはリンカーンの無実を明らかにすることができるのか。それとも国外逃亡に成功するのか!?

感想:
「プリズンブレイク=脱獄」というドラマ名を無視したストーリー展開がヨカッタです。タイトル的にシーズン1で脱獄に成功しちゃったら、続きはどうするんだろう?と勝手な心配は無用でした。完全に塀の外でのお話です。
報奨金もかけられ完全にお尋ね者。どこへ行ってもTVや新聞で報道されているマイケルたちの顔を知らない人はいないくらい。その中で知恵を駆使して逃亡していく様子、それでいて無実の証拠をつかもうと戦う勇気はすごいです。FBI捜査官とマイケルとの頭脳戦も面白い。凡人にはついていけないけど、苦笑。
シーズン1と同じくらいハラハラです。


シーズン3 全13話≫

ストーリー:
前シーズンで国外逃亡を果たすもまたもや刑務所に投獄されてしまいます。パナマのSONAという刑務所はお役目の時間も何もない囚人が囚人をしきる混沌とした世界。その周囲には常に銃を構えた刑務官で見はられ脱獄不可能といわれる刑務所。マイケルは恋人サラとリンカーンの息子LJの命と引き換えに、一緒に投獄されているウィスラーを生きて脱獄させるように組織から言い渡されてしまいました。

感想:
正直言って中だるみのシーズンです。面白いことは面白かったのだけど、また刑務所に戻ってしまったということと、フォックスリバーと違って頭脳戦や知識を駆使してという要素が少ないところが物足りなかった。体力勝負みたいな、男の世界、のようなシーズンだった。


ファイナル・シーズン 全22話≫

ストーリー:
SONAから命からがら脱出したマイケル、そして一緒に脱獄に成功したウィスラー。シーズン2と違って今度のテーマは「もう逃げない」ということ。
最初にリンカーンを死刑囚にはめた組織から一生逃げ続けることに限界を感じたマイケルは逆に組織をつぶそうと動き始めます。そして同じく組織を壊す証拠を追う政府の人間と協力してスキュラという秘密装置を探すことになりました。

感想:
シーズン3の中だるみを我慢してみたら、こちらはまた続きが気になってやめられなくなり展開にと復活しました。シーズン2と同じようで違うのは「逃亡者」でありながら「追跡者」でもあること。また頭脳を知恵と知識を駆使するシーンが満載で頭脳戦が楽しくて見ていた私にとってはまた面白い展開が復活したのでした。サプライズがいろいろと用意されているけれど、「ちょっと無理あるだろー」もいっぱい。まぁ、今に始まったことじゃないし目をつぶってみてました、笑。

ファイナルシーズンのファイナルがどんな風に終わるか知りたくて頑張って見ていたプリズン・ブレイクでしたが、最後の最後で「何それー!!」が待っていました。そこでシーズン終了です。今まで頑張ってきたのは何だったのー!?ってちょっと怒りたくなるほど。

これは特別版の「プリズン・ブレイク ファイナル・ブレイク [DVD]」も見ずにはいられなさそうです。ファイナルシーズンで決着がついてから少しだけ4年後が描かれるのですが、その空白の4年間について描かれたものだそうです。このリンクから感想を読むと善し悪しがわかれているけれど、まずは自分の目で見てみてまた感想を書きたいと思います。


それにしても、シーズンを通してたくさんの人があっさりと殺されていきました。主要人物と思われる人たちも「えっ」て言うほど殺される点は先が読めないハラハラ感につながったけれど、人がたくさん死んで行くのを見るのは気持ちがいいものではなかったな。それを見るのがひと段落つくと思うとちょっと安心だったりします。
posted by Eri at 20:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 海外ドラマ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月04日

We Live in Public (原題:ウィー・リヴ・イン・パブリック)

2010年春現在、日本未公開のドキュメンタリー映画です。

ストーリー:
誰も聞いたことがないインターネットのパイオニア、ジョシュ・ハリスのドキュメンタリー。映画はジョシュが最期の時を迎えている母親への"ビデオレター"から始まります。
さかのぼること1990年代前半にジョシュはインターネット通信を利用してチャット、音楽配信の技術を生みだし、初めてオンラインテレビを創り出す。

その時代にジョシュは、インターネットが普及することでテレビ局はつぶれ、情報が筒抜けになる世の中がやってきて人々のプライバシーもなくなると予測している。

1999年〜2000年になるちょうどミレニアムのタイミングで、その彼の考えを形にするいわば実験という名であるプロジェクトを実施する。それが「We live in public」。地下に大きなカプセルホテルのような空間を作り、無償で人々に食事・娯楽などなんでも好きなものを与えた。そのかわり、人々の全てをカメラに収めるというものだ。全て=就寝、排便、セックス、シャワーなど全部。そしてそこに住んでいる人にはテレビが与えられ、いつでも好きなチャンネル(そこで生活している人の様子)を見ることができる。

このプロジェクトだけでは終わらず、その後自分と彼女の同棲風景の全てにカメラを設置してネットで配信し始めた・・・。


感想:
いろんな意味で衝撃の映画です。15年も前に今の世の中を予測していて、こういう形で表現しているのがすごいです。
We live in publicはやりすぎだけれど、けどいまやmixi、MySpace、facebook、twitter、YouTubeなどを利用して自分の生活、動画を誰でも配信することができるようになり、人によっては自分のたくさんの部分をさらけだしているのかもしれません。そうしてそれはネット環境にある人なら誰でも閲覧できるようになっています。

たとえば、このブログも。私が書きたいことを書いて、それを誰でも見られます。個人情報はあんまり書いていないけど、誰にでも見せていることになるわけです。

とても賢い人であると同時に、考え方が一般の人とは相当かけ離れています。死に際のお母さんへのビデオレターにも表れているし、100%プライバシーなしのWe live in public。
けど、それは子供時代にさかのぼって彼の人格形成も表現されています。

すごく衝撃の映画です。ぜひ日本でも劇場公開もしくはDVDだけでも出てほしいと思います。

☆の数は…★★★★
(5点満点、★=1、☆=0.5)

We Live in Public 公式サイト(英語)

Amazon.co.jpで見てみる

amazon.comから輸入

We Live in Public
IMDb(毎月世界から5,700万人以上が訪れる映画データベースサイト)より
レイティング:7.4/10
posted by Eri at 01:07| Comment(0) | TrackBack(1) | ドキュメンタリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月29日

District 9 (第9地区)

第9地区 [DVD]


 友人たちが口をそろえて「最初っから最後まで面白い!」と語っていた第9地区を見に行きました。

あまり有名な俳優は出ていませんが、主役はエイリアンだからいいのかな!?

ストーリー:
28年前にエイリアンが地球に不時着。宇宙船が壊れてしまったため、着地したヨハネスバーグに住みつくことになりました。政府はエイリアンの居住地区、第9地区を囲い治安維持という名のもとにエイリアンの武器や兵器を回収していく。それでも、人間たちによる差別やエイリアンを利用した裏取引などスラム街と化してしまいます。
そこでエイリアンを第9地区からさらに離れた場所へ移住させる計画が動き出します。その任務を一任されたヴィカス。大昇進と喜ぶヴィカスだったけれど、このことが彼の人生を大きく変えることになりました。

感想:
確かに映画の冒頭から何が起こるのかハラハラな展開でした。

このところ劇場へ行くとこの映画の予告編が流れています。それがエイリアンがエイリアン語(字幕付き)で映画を説明するというもの。この設定がコミカルで面白かったので、エイリアンと人間たちが仲良くやってる印象の予告でした。

が、大きく異なっていました。エイリアンに対して差別があったり、っ平気で殺してしまったり。けっこう気持ちが悪い描写があります。グロテスクな映像が苦手な人は、この映画は見づらいです。

ストーリーの視点は面白いです。エイリアンを利用しようとする人間がいたり。人に言われたことだけど、南アフリカのヨハネスバーグでは黒人が差別を受けていたのにその黒人たちがエイリアンを差別して排除しようとしていたりと。

物語の展開は思わぬ方向に進みます。ストーリーは面白かったです。が、女性の私としては描写が気持ち悪かったところがマイナスでした。

そういえば「面白い!」って言っていた人たちはみんな男性でした。。
新しいストーリー運びの映画が見たい人にはおすすめです。


☆の数は…★★★☆
(5点満点、★=1、☆=0.5)

第9地区 日本語公式サイト
このサイト面白いです!
全国6か所(新宿・札幌・福岡・大阪・名古屋・渋谷)で宇宙船に関する情報を求めてエイリアンがさまよい歩く様子が見られます。

エイリアンが可愛く見えてくるから不思議です、笑。

District 9
IMDb(毎月世界から5,700万人以上が訪れる映画データベースサイト)より
posted by Eri at 19:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 洋画・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年04月11日

ダーリンは外国人(My Darling Is a Foreigner)

 原作が同タイトルの漫画「ダーリンは外国人」の実写映画版です。見てきました。この漫画、昔から好きで新しいシリーズが出るたびにけっこうマメに読んでました。

ストーリー:
漫画家を目指しているイラストレイターのさおりさんと、外国人のダーリン・トニーの出会いから結婚までを描いています。

甘さあり、恋愛のすれ違い、外国人だからという周囲の反対、漫画家の夢、恋愛・仕事・家族のこといろんなことが描かれています。

感想:
トニーはただの外国人ではなくて、言葉オタクの外国人です。
「ぶん殴る」の「ぶん」て何??「どん殴る」でもいいじゃん・・。
とか、日本語ネイティブが思いもしない質問をたくさん投げかけます。原作の漫画でもそうだけど、このちょっとした質問や言葉の使い方が面白いです。思わず笑ってしまうシーンが多々ありました。

映画本編に時々、「外国人はダーリンの方に聞きました」という質問アンサーコーナーが挟まれています。「結婚してからビックリしたことは?」など3つの質問をキューバ・アメリカ・カナダ・ドイツなど各国のダーリンを持つ夫婦に聞きます。これがまたビックリすることが多くて面白いのです。

漫画はほぼコメディタッチのほのぼのな話が多いから、そう思って見に行ったら思いのほか泣いてしまいました。それも何か所にも分けて泣いてしまいました。

主人公兼原作者のさおりさんがすごく真っ直ぐで一生懸命で応援したくなります。トニーはとても素直で本当にいい人です。こんなに優しいダーリンはなかなかいませんよ。
すっかり感情移入して、さおりさんが悲しいシーンでは泣いて、感激するシーンでは嬉し泣き・もらい泣きをしてしまいました。

外国人同士だから・・というのではなく、みんな同じ一人の人として向き合っていくことの大切さを感じました。

悪意がまったくないとても平和な映画です。私が好きな海外ドラマ「フレンズ」に通じる平和さです。

気軽に安心して見られるので、ちょっと一休みに映画を見たい方にお勧めです。


☆の数は…★★★☆
(5点満点、★=1、☆=0.5)

「ダーリンは外国人」公式サイト

2010年03月28日

Sherlock Holmes (シャーロック・ホームズ)

2009年にアメリカで公開されたガイ・リッチー監督の「シャーロック・ホームズ」を今日劇場で観てきました。

出演者:ロバート・ダウニー・Jr.、ジュード・ロウ、レイチェル・マクアダムス、マーク・ストロング と豪華です。

ストーリー:
言わずと知れたコナン・ドイルの名作「シャーロック・ホームズ」が原作。ホームズとワトソンやその他取り巻く人々の設定・性格をそのままに、事件の内容はオリジナルです。
黒魔術を操るブラック・ウッド卿を敵に、その魔術の謎を解き明かして行きます。

感想:
まず、私は子供のころにホームズの小説を読んで育ちました。長編・短編含み全作を読んでいます。ロンドンのベイカーストリートにあるホームズの部屋にも行ってきました。ホームズが好きという前置きです。

さて、前評判で「とにかくアクションがすごい」「今までにないホームズが観られる」という話を聞いていたのでしかと心に留めて観ました。ホームズファンにはこの心の準備は大事です。

小説や今までの映画では時々しか触れられませんが、ホームズって実はいろいろな格闘技をマスターしています。このアクション部分が濃く描かれていて、サスペンス物というよりかは娯楽色の強いアクション映画のようでした。

ロンドンという街が霧が多く曇りが多い。ホームズの時代は産業革命で石炭がモクモクだから、どうしてもどんよりした気候の背景が多い。ホームズが興味を持つ事件はたいていちょっと不可思議な点があるものだから、暗くてどんよりした内容のものが多かったりします。

それがアクションを押し出して描くことでその暗さが払しょくされてヨカッタと思います。

ホームズもワトソンの2人ともだけど、今まであまり取り上げられていない部分の性格が強く出されてます。ちゃんと原書に基づいている性格だから、思ったほどの違和感がなかったです。

たとえば、ワトソンは昔軍役経験があるけれど、足を銃で怪我したために退役となりました。これもちゃんと描かれていて、ジュード・ロウ演じるワトソンは杖をついて歩いていたり。ホームズを読んでいる楽しみの一つ、初対面の相手の性格や過去・職業を瞬く間に推理して見せるシーンもいくつも用意されていたり、原作を知っている人がニヤリとできる場面が少なからずあり楽しめました。
付け足すと、原作では自分のことを推理された相手は「まぁ、すごいですね。」と感動することが多いけど、映画の中では気味悪がったり怒ったりします。この点は映画の反応が実際には多いだろうと思いました、笑。

原作と違う設定が全くなかったわけではないけれど、大きく気になる点はなかったです。アイリーン・アドラーとの関係だけはムムムと思わざるを得なかったけれど、娯楽映画に仕上げた結果だろうと目をつぶることにします。

どうやら続編が作られるようです。また一つ楽しみなシリーズ映画ができました♪

ホームズを知らない人も、知っている人も楽しめます^^
ただし、原作のままのホームズが好きな人、原作とは違う側面の2人になじめなさそうな人は、違和感で終わってしまうかもしれません。

☆の数は…★★★★
(5点満点、★=1、☆=0.5)

「シャーロック・ホームズ」日本語版サイト

Sherlock Holmes
IMDb(毎月世界から5,700万人以上が訪れる映画データベースサイト)より
posted by Eri at 19:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 洋画・サスペンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

A Scanner Darkly (スキャナー・ダークリー)

  キアヌ・リーブスが主演している近未来のアメリカを舞台にした映画で、原作はフィリップ・K・ディック の実体験に基づく「暗闇のスキャナー」です。

他、ロバート・ダウニー・Jr.ウィノナ・ライダーなどなど出演しています。

映画の特色といいますか、演出というのでしょうか、実写で作られた映画全部をイラストで上書きしています。本人たちの演技をそのまま残したアニメーション化です。ジャンルとしては"SF"に分類されるようです。

ストーリー:
近未来のアメリカでは「物質D」と呼ばれる麻薬が蔓延しています。キアヌが演じるのは潜入捜査の麻薬捜査官。ジャンキーたちの仲間として振舞いながらのおとり捜査をしています。ばれないように自分も"ある程度"の麻薬接種が必要になるわけですが、気づけばジャンキーの自分を監視する役割を与えられてしまいます。

感想:
カナダにいたときにCMを見て興味を持っていた映画でした。その時は映画の作成手法に興味を持っていただけで、そのストーリーはあまり分かっていませんでした。

まず、キアヌ演じる主人公の役柄自体が捜査官とジャンキーと2役を演じていることもありストーリーが複雑です。麻薬の密売人のおとり捜査が話しの軸なので、登場人物みんなが疑わしくなって誰がいったい何者なのかがよくわからなくなってしまいました。

書いていて思ったけど、これはまさしく自分を監視している主人公がハマった状況なのではないかと。

麻薬が恐ろしいという事実はもちろん、自分が自分を監視していたり、いったい誰がどこで自分を監視しているのかわからないぞ、という風刺も込められているようです。

私には難しかったので考えるのをやめて見ていたら、最後の種明かしのシーンを過ぎても理解できていませんでした^^; 映像特典の映像秘話やキャストのインタビューを見てやっと物語の構造がみえたという次第です。

難しかったけれど、非常に面白い・興味深い内容なので何回も観て理解を深めていきたいと思う映画でした。原作も読んでみたいと思いました。

万人受けする映画ではないです。
笑いの要素も入ってるけれど全体的に暗いです。
凝った手法の映画、難しい物語を考えながら見たい人にお勧めです。
見る方は、あまりストーリーの情報をいれずに見てほしいと思います。

☆の数は…★★★★
(5点満点、★=1、☆=0.5)

日本語版サイト

A Scanner Darkly
IMDb(毎月世界から5,700万人以上が訪れる映画データベースサイト)より
posted by Eri at 02:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 洋画・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月22日

沈まぬ太陽(The Unbroken)

2009年11月23日に劇場で「沈まぬ太陽」を観ました。
かれこれ4か月も経ってしまいましたが、できるだけ映画を観てすぐ抱いた感想を思い出しながら書きたいと思います。

※映画を観た時は原書を読んでいませんでしたが、現在5巻からなる原書を読んでいるところです。できるだけ原書の知識を忘れた状態で感想をかけるように頑張ります。

ストーリー:
ナショナル・フラッグを背負う半官半民の航空会社「国民航空(NAL)」の創立パーティから映画は始まります。奇しくもこの大祝賀会が開催されていた1985年8月12日に、国民航空ジャンボ機が御巣鷹山に墜落という航空史史上最大規模の事故が起こります。

520名もの死者を出した御巣鷹山事故の原因究明・遺族への対応問題へとストーリーが進む中、並行して国民航空社員である恩地元(おんちはじめ)氏の過去の物語も描いていきます。

恩地氏は国民航空の労働組会委員長を務め様々な労働格差を是正していきましたが、とある出来事をきっかけに委員長満期終了のタイミングでカラチ・テヘラン・ナイロビと僻地を10年間もの長い間たらいまわしにされます。

再び本社へと戻り家族と平和に過ごしながら働いている中、御巣鷹山事故は起こりました。この事故を通して、恩地氏の目を通して、事故が起こった本当の原因、会社組織の腐敗が見えてくることになります。


感想:
3時間半という長編。日本映画では26年ぶりの休憩を挟んでの公開でした。数字で見ると長いですが、実際に映画を観ると中身が凝縮されているので決して長いということはありませんでした。
私は小説を読んでいなかったから映画で初めてストーリーを追いましたが、十分に内容をつかむことができました。そのくらいしっかりとした構成がされていました。二重三重と現在・過去が並行してストーリー展開するから、映画や小説をあまり見ない人には「今、いつの何の話しをしているのか」をつかむのが難しいかもしれませんが。

たとえば「ダヴィンチ・コード」は、小説→映画にしたときに時間の都合で多くのことをはしょっていました。そのせいで映画だけを観た人には「早すぎる&意味がつながらない」ことがたくさんあってわかりにくいものになっていました。「沈まぬ太陽」は映画だけをみても、一つの話として成り立っていました。

さて、御巣鷹山事故が発生したとき私は4歳になるところ。親やニュースで見聞きしたことでしか知りませんでしたが、その惨事を改めて痛感しました。また、その背景にある会社組織を知れば知るほど、どうしてこういう会社が成り立っているのかと不思議で仕方がなくなります。
同じ会社で働きながらも、異なる組合の存在があり敵対しし、会社上部もそれに加担し公に差別がおこなわれている。理解しがたいものがありました。人間の嫌な部分をたくさん見せられてしまいます。

長い間、この小説を映画化にという話はありましたが、原作者の山崎豊子さんからOKがでていませんでした。それが、2009年末というタイミングで劇場公開できることになったということも不思議な力を感じます。

他人ごとではない話しかもしれないし、きれいごとかもしれないけど、やっぱりおかしい組織は淘汰されていってほしいと思いました。

全ての人に見て考えてほしい映画です。

☆の数は…★★★★★
(5点満点、★=1、☆=0.5)

「沈まぬ太陽」公式サイト

「沈まぬ太陽」原書

「沈まぬ太陽」DVDが5月28日発売
posted by Eri at 16:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 邦画・社会派 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月13日

The Cove (原題:ザ・コーヴ)

先日第82回アカデミー賞式がありましたね。
私が今年イチオシだった「UP(カールじいさんの空飛ぶ家)」が受賞して大喜びしましたが、「The Cove」も長編ドキュメンタリー賞を受賞しました。

ストーリー: 
和歌山県太地町のイルカ漁を潜入取材したドキュメンタリー映画。世界でも先駆けの元イルカトレイナーのリック・オーベリー氏を中心に、イルカ漁反対を呼び掛けるべく、太地町のイルカ漁の様子を映像で伝え、大量の水銀を含むイルカの肉がクジラ肉と偽装されて売られることなどを指摘している。

太地では、獲ったイルカを世界中のショー・ビジネス関係者へと売っている。それは何億ドルをも稼ぐビジネスなわけです。日本中からイルカを選別する人たちが集まり、何10匹というイルカから選びだす。そして、選ばれなかったイルカたちが無残にも殺されている。

元イルカトレイナーのリック・オーベリー氏は自分がイルカにしたことが如何にイルカにとって不自然で寿命を縮めさせたものだったのかに気付き、イルカ漁反対を掲げて活動をしている。

感想:
まず、イルカ漁の様子を撮影するのがどれほど難しいかということに疑問を感じる。地元の漁師たちは「伝統だ。文化だ。」と悪いことはしていないという主張をしているにも関わらず撮影を認めない。止む無く隠し撮りということになるのだけど、夜中にカメラを設置するときなんか見つかったら殺されちゃうんじゃないかというくらいの緊張感漂うものでした。

英語字幕のDVDで観ましたけど、地元漁師の声はもちろん日本語。聞こえてくる声の荒々しいことに驚く。

海中カメラで撮影された大量のイルカが殺され海が一気に血で真っ赤に染まるシーンは衝撃的。目で見てその残酷さを訴えようとしているのでしょう。

イルカ肉に過度の水銀が含まれていることもショックだし、それを小学校の給食に広めようとする行為も信じがたい。→これはどうやら防ぐことができたようだけど。

何より驚いたのは、日本人だけどこういうことが行われていることを知らなかったということです。

この映画は「イルカ漁反対!!」の人が作っているからもちろんそういう視点がいっぱいです。これを観ただけで公平な判断はできないと思うから、賛成・反対ということは言いません。

ただ、日本人として少なくとも知っておくべき事実です。

ぜひ早い日本公開を!

公開されればメディアが騒ぎひと波乱起こるかもしれないけどそれでいいと思います。そうして問題提起して人々が考えることが大切だと思います。

☆の数は…★★★★
(5点満点、★=1、☆=0.5)

The Cove
IMDb(毎月世界から5,700万人以上が訪れる映画データベースサイト)より

The Cove
リージョンコード1です。日本の一般的なプレイヤーでは観れませんのでご注意ください。

posted by Eri at 20:47| Comment(0) | TrackBack(0) | ドキュメンタリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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