北米ではまもなくWanderlustという映画が上映されます。主演は、ジェニファー・アニストンとポール・ラッド。この2人が主演として共演するのは15年ぶり。
その15年前の映画がこの「私の愛情の対象」です。
出演:ジェニファー・アニストン、ポール・ラッド
ストーリー:
ある日、主人公ニーナは失恋で悲しむ同性愛者のジョージと知り合い、意気投合して共同生活を開始。ニーナはジョージに彼氏にはない安らぎを感じ始めます。そんな中、ニーナが妊娠。子供の父親である彼氏ではなくジョージに一緒に子供を育ててほしいと願うようになりますが、そんな中ジョージに新しい出会いが訪れて…。
義姉はニーナに甲斐性ある有名な仕事をする人と結婚してほしいと口うるさく諭します。
自分の価値観で生きていたいニーナの心の揺れ動きが描かれているお話しです。
感想:
面白かったー。アラサー女子(当時はこんな言葉なかったけど)の結婚や将来に揺れる思いが絶妙に描かれています。
15年前というのに、映画の中では同性愛者はそれも一つの愛の形とごく自然に描かれているのがすごい。日本じゃ今でもこうはいかないと思う。で、同性愛者というのが前提のオハナシ。
相手はゲイだから男女の友情と呼ぶにも難しいけど、それもテーマになっているのかなぁ。
なんだかイロイロ考えさせられるお話しです。
映画が終わってから思ったのは、ニーナはお姉さんにいくら言われても自分の価値観を決して曲げずに生きていてエライと思った。世間体とか考えちゃうもの。それがなくて強いと思う。映画の中では、その自分の価値観を認めてくれる人との出会いもあるし。15年前の映画とは思えない。日本てまだまだ個性や価値観を認める社会とは言えないなーっと思いました。
良い映画でしたよ。
さて、この2人が主演するWanderlustも楽しみ♪日本で見られるようになるのはいつになることやらだけど。。
☆の数は…★★★☆
(5点満点、★=1、☆=0.5)
おまけでWanderlustの予告編。音出ます。
もしかして、ジェニファーの恋人のジャスティン・セローってこの裸族の人かなぁ、笑。