
フジテレビ開局50周年記念に作られた映画ということで、出演者がかなり豪華です。他にも
福山雅治、大塚寧々、佐野史郎、平田満、中井喜一・・
さらにさらに、なんとびっくりサラ・ブライトマンも本人役で出演しています!!
正直なところサラ・ブライトマンが出ている必要性はあまり感じられませんでしたが、繰り返し歌っているシーンが出てきていてその歌唱力にはうっとりでした。映画のストーリーはおいといて、彼女の歌を堪能できたのは確かに嬉しかったです♪
ストーリー:
テロから邦人を守るためにイタリアに派遣された外交官(織田裕二)。彼が赴任する大使館は、日本の外務大臣も参加するG8外務大臣会合の準備に追われている。
そんな中、邦人旅行者(天海祐希)の娘が誘拐された。イタリア語が話せない彼女に代わり誘拐犯との会話を通訳した織田裕二は、怪しまれないようにと夫の名乗ったところから、この誘拐事件に巻き込まれていく。単なる営利誘拐か、それともテロに関連しているのか・・・!?
感想:
全編クリスマスシーズンのイタリアが舞台。クリスマスソングが流れたり、海岸沿いのヨーロッパの街並みが映し出されたり、映像はとてもきれいでした。
娘がいなくなったのが単なる迷子ではなく誘拐だと認識されるシーンあたりまでは、これからどんな展開になっていくんだろう??とワクワクします。
が、思ったより大きな展開はなかったです(^^;
一緒に行った友人曰く
「フジテレビ開局50周年で製作費50億円とフジ史上最高額をかけたっていうから、どんだけすごいハリウッドばりの爆発とか派手な演出が見れるのかと思ったら、全然そんなのなくて期待はずれだった」
映像も物語も淡々と進みます。ところどころに盛り上がるシーンが用意されていて、そのあとの展開がどうなるのかドキドキする、ということがなかったです。
物語もけっこうわかりやすいです。確かに真相は予想できないけど、どんでん返しは案外なかったです・・。
かと言って、決してつまらなかったというわけではなく、それなりに楽しんで見ることができました。
大どんでん返しとか、予想もつかないハラハラドキドキ、を求めずに気軽に見れば楽しめると思います。イタリアの映像はどれもきれいでそれだけでも楽しいです。
何をみようかな??って迷ったら、見て特に損はないと思います。
☆の数は…★★★
(5点満点、★=1、☆=0.5)
アマルフィ公式サイト
http://www.amalfi50.jp/index.html
ところで本
映画のプロットづくりに参加した著者自らノベライズした本なのだそうです。