2015年04月20日

Thelma & Louise(テルマ&ルイーズ)

1991年10月に日本で劇場公開された作品です。

監督は、リドリー・スコット。「エイリアン」「ブレードランナー」「ブラック・レイン」「グラディエーター」「ハンニバル」「ブラックホーク・ダウン」などなど、挙げるとキリがないくらい様々な映画を監督していますね。

主演は、スーザン・サランドンジーナ・デイヴィス。若かりし頃のスーザン・サランドンが見られます。ジーナ・デイヴィスは今は主にテレビシリーズに出演しているようです。
同じく若かりし頃のブラッド・ピットが出演しているのも隠れた見どころ。20代の売れる少し前の頃です。

ストーリー:
亭主関白な夫に縛られながら日々を過ごす専業主婦のテルマ(ジーナ・デイヴィス)と、恋人との関係に問題を抱えるウエイトレスのルイーズ(スーザン・サランドン)の2人が、週末にドライブ旅行へ旅立ちます。テルマにとっては初めての旅行です。
少しの休憩のつもりで立ち寄ったドライブインで事件を起こしてしまい、ドライブ旅行は一転して逃避行の旅に変わってしまいます。

感想:
いわゆるロード・ムービーとして観るとつまらないかもしれません。
90年代初めという時代背景と女性の立場、男尊女卑(というと語弊がある気もしますが)を考えながら観るととても興味深い映画です。

主婦のテルマは夫に怒鳴られ抑圧されて日々を過ごしているせいか、最初は頼りないし世間知らずなように見えます。それが次第に変化していき、心が解き放たれていきます。一見、馬鹿っぽいくらいに豹変していきますが、抑圧されていた性格からの変貌という意味で、大袈裟すぎるほどわかりやすく描いたということでしょうか。
ちょっとしたしぐさや行動、服装にも心の変化がわかりやすく表現されています。

しつこいくらいに女性を性的にバカにしたような場面が出てきます。それに立ち向かうかのように主人公の2人が変わっていくのです。

最終的にとある疑問点が明確にされないまま終わってしまうので後味は少し気持ち悪いですけど、わかりやすいロードムービーや逃避行とは違うテーマに目を向けると面白いです。

☆の数は…★★★☆
(5点満点、★=1、☆=0.5)

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冒頭の事件についてボヤかして書きましたが、どのレビューを見ても書いてあります。冒頭に出てくるシーンなのでネタバレと言うほどではないのですが、私は知らないで見てよかったと思っています。

2015年04月08日

The Imitation Game (イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密)

ストーリー:
第2次大戦下のイギリス。ドイツ軍が作った暗号機"エニグマ"の解読が連合軍の命運を分けます。イギリス政府が様々な分野の天才を集めて、その“エニグマ”解読に挑みます。天才数学者のアラン・チューリングは、仲間が人力で解読に挑む中、一人で解読マシンを作り始めます。「機械に計算させる」という発想がなかった当時、アラン・チューリングは孤立していきますが…。
英国が50年秘密にしていた「エニグマ」の解読とアラン・チューリングの真実に迫った、史実に基づいた物語です。

アカデミー賞脚本賞受賞。

出演者:
ベネディクト・カンバーバッチ、キーラ・ナイトレイ、マシュー・グード、ロリー・キニア、アレン・リーチ、マシュー・ビアード、チャールズ・ダンス、マーク・ストロング

最初の2人以外は名前は知らなかったのですが、見たことある人もたくさんいます。ハリウッド映画には出ないけど、イギリスの名優たちが出演していうようです。

主人公アラン・チューリングを演じるベネディクト・カンバーバッチは、ドラマ「シャーロック」でシャーロック・ホームズを演じています。
最近、ホーキング博士の映画「博士と彼女のセオリー」が公開されていますが、それとは別の2004年のテレビドラマ「ホーキング」でベネディクト・カンバーバッチはホーキング役を演じていて、それが出世作になったらしいです。DVDで見られます。見たいです。

感想:
史実を元にした話は面白いです。アラン・チューリングさんのことは知らなかったけど、今につながる機械を作ったこと、今も起きている差別問題など、様々な要素が詰まっています。一気に見られました。

ベネディクト・カンバーバッチは、「シャーロック」を見ていてお気に入りの俳優さん。カッコイイわけではないけれど、個性的で惹かれます。キーラ・ナイトレイは相変わらず浮いていました。特に後半に出てくるシーンでは違和感ありありですが、気にせず見るとよいと思います。

☆の数は…★★★★★
(5点満点、★=1、☆=0.5)

「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」公式サイト
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2009年03月29日

The Curious Case of Benjamin Button (ベンジャミン・バトン −数奇な人生−)

ゴールデングローブ賞に作品賞・最優秀男優賞・脚本賞・監督賞など多くノミネートされた映画です。

監督:デビッド・フィンチャー
主演:ブラッド・ピットケイト・ブランシェット

ストーリー:
80歳の老人の体で生まれ、年を重ねるごとに若返っていく体を持つベンジャミン・バトンの物語。自分の誕生により母親は亡くなってしまう。父親はその悲しさと、老体の赤ん坊を見たショックから、生まれた直後に老人ホームの階段に捨ててしまいます。

その老人ホームのオーナー、クィニーの愛に包まれ、クィニーの息子として育てられることになりました。年齢は幼いのにどう見てもおじいちゃん。歩くことさえままならなかったベンジャミンが、自分の特異な体に悔し涙を流しながらも素直に向き合いながら過ごす数々の出会い・経験。
ベンジャミンの人生を通して、人生とは何か、本当に大切なものとは何か、様々なことを感じさせてくれる映画です。

とても切なくて、悲しくて、けれど優しくて、愛に満ちた映画でした。この感覚は、実際に物語を見て初めて感じることができます。ストーリーの特異さからあまり細かく感想を書くことができないのですが、胸を打つ多くの言葉が登場するので、一部を紹介させていただきます。

〜クィニーのセリフ〜
Everybody feels different about themselves one way or another.
(誰もが自分は人と違うと思うもの)
We are going on the same way.
(でも行きつく先は同じ)
Just taking a different rules taking. That's all.
(違う道を通るだけよ)
You are own rules, Benjamin.
(自分の道を生きて)

〜ベンジャミン〜
若返るのはどういう気持ちかを聞かれてー
I can't really say.
(確かなのは)
I'm always looking at my own eyes.
(僕の中身は変わらない)

感動のあまり、映画予告からディクテーションしてしまいましたが、最後の方は自信がないです、中途半端ですみません --;)。ニュー・オーリンズが舞台で、南部なまりがあるため一般的な英語とは違うところがあるのかと思われます。訳は予告にあるものをそのまま使用いたしました。

これは本当にほんの一部で、心に響くシーン・言葉がたくさん出てきます。星の王子様は「大切なものは目に見えない」という言葉を残していますが、この映画を見ていて思い出しました。

とても良い映画なので、たくさんの人に見ていただきたいです。そして、見終わった後にそれぞれが人生についての新しい価値観を感じていただきたいです。

ところで、この映画の原作はF・スコッツ・フィッツジェラルドの小説だとご存知ですか?このことはあまり謳われていないようですが、あの「華麗なるギャツビー」の原作者なのです。映画の原作は1921年に初版された、ほんの60ページ前後の短編小説「The Curious Case of Benjamin Button」です。

☆の数は…★★★★★
(5点満点、★=1、☆=0.5)

日本語公式サイト
(ここから、私のディクテーションの添削ができます、苦笑)
http://wwws.warnerbros.co.jp/benjaminbutton/

IMDb(毎月世界から5,700万人以上が訪れる映画データベースサイト)
http://www.imdb.com/title/tt0421715/

2008年06月01日

The Bucket List (最高の人生の見つけ方)

原題"The Bucket List"、このタイトルは映画の中でも出てきます。この"The Bucket List"というリストはモーガン・フリーマン、ジャック・ニコルソンに次ぐ影の主役だと思います。

観てきました。
104分と短めだけど、余計な部分がなく中身がピッとおさまった良い映画でした。

テーマはともすれば暗くなりそうなのに、コメディの部分があるから爽快な気持ちで観終われます。最後は涙なしでは見られないシーンもあったけれど、映画のラストに反して余韻は心地よいものがあります。

内容としては、余命半年、長くても1年と宣告された全く違う性格のおじさま2人が一緒に旅をして人生最後の時を楽しむお話です。こう書くとベタなありきたりな映画に聞こえるけど、何か強く訴えようっていう印象はなく、おじさん2人の人生を一緒に振り返りながら楽しめる映画でした。

2人は最後に人生を「生きて」いました。
私も「私、今生きてる!」って感じられるように、生活したいと思わされました。

けっこう前に「死ぬまでにしたい10のこと」という映画が公開されていたけれど、とっかかりは同じです。でも、目指すところが違ったような、似て非なるものでした。こちらの映画の方が笑いとともに楽しむことができます。

☆の数は…★★★☆
(5点満点、★=1、☆=0.5)

それにしてもモーガン・フリーマンが出ていると妙に安心してしまうのは、私だけでしょうか・・。いい俳優さんですよね。

2008年04月23日

No Country for Old Men (ノーカントリー)

やっとこの映画の感想を書く気になりました。

観たのは1週間とちょっと前と新鮮な感想ではないけど、整理整頓に時間がかかってました。そんな今も、考えに整理できてないけれど。

すっごく暗い映画でした。そして、BGMが少なく描写が淡々としていました。

人によると思いますが、私は"ミリオンダラーベイビー"を見たあとの感覚に似たものを覚えましたね。これで映画の内容がイメージできてしまわないことを願います。

特にお勧めはしません。もともと興味がある人は見るといいと思います。

私は、(1)アカデミー賞受賞、(2)友達に「いい映画だ」と勧められた、から見に行きました。見て後悔はしなかったです。楽しかったか、面白かったかは別として、「いい映画だ」と言うことには賛成します。

私の好きな映画サイトでも、ネットユーザーたち(現時点で約10万人)の採点が10点満点中8.5だし。これはこのサイトとしてはかなり高い方ですよ。

で、どんな話かというと・・、自分で考えてもまとまらないから、ネットで掲載されているあらすじを書きます。

http://imdb.com/title/tt0477348/
テキサスで、溶接工でハンターをしている主人公ルウェリンが、狩猟中に麻薬取引がこじれて起こった殺人現場を発見。そこには、死体と麻薬・ 200万ドルが残されていました。ルウェリンは警察に届けずに、そのお金を頂戴することにしてお持ち帰りしました。このために、人格異常の殺人者に追われることになるのです。

一方で、警察エド(トミー・リー・ジョーンズ)が通報を受けて麻薬取引現場を見に行き捜査を始めますが、この事件の深刻さ・困難さに気づいていくのでした・・・。


原題の"for Old Men"は、映画の中のトミー・リー・ジョーンズ世代のことでしょうね。
結局は「世も末だ」「世知辛い世の中になった」っていうことなのでしょうか。悲しいですね。

☆の数は…★★★★
(5点満点、★=1、☆=0.5)

2004年10月19日

House of Sand and Fog (砂と霧の家)

2009年1月11日にUPしてます。
私のもうひとつのブログ「幸せになりたい!!」で書いた内容を手直しして記載しています。
「幸せになりたい!!」
http://kouhukuron.seesaa.net/article/845192.html

ココから−−−
主演:ジェニファー・コネリー、ベン・キングスレー

政府の手違いで家を追われた女性と、家族を守るために安くその家を買った父親。"家"をめぐるドラマですね。パンフレットに書かれていたように確かになんとも言えない悲劇でした。同じくパンフレットに書かれているような「嗚咽」はしませんでしたが。

アンドレ・デビュース3世が書いた超有名ベストセラー悲劇小説なのだそうです。私は全く知りませんでしたが。。言われていると教科書にでてきそうな小説っぽいような??

見て損はないと思います。ただ、ちょっと難しいというかカタイ映画かもしれません。静かな映画が嫌いな人は退屈するかもです。

☆の数は…★★☆
(5点満点、★=1、☆=0.5)

IMDb(映画データベースサイト・英語)
http://us.imdb.com/title/tt0315983/

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