フランスのヴィクトル・ユーゴーの大河小説が原作のミュージカルです。日本訳では「あぁ無情」のタイトルでも知られています。1985年以来ロンドンでロングラン上映が続いているミュージカルを元に映画化されているようです。
映画は、主人公のジャン・バルジャンが19年の服役の後、仮釈放されたところから始まります。
出演者:
ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ、アマンダ・セイフライド、ヘレナ・ボナム=カーター、サーシャ・バロン・コーエン
感想:
恥ずかしい話ですが、ミュージカルだって知らないで観たんです。どこにもミュージカルって書いてなかったんですもの。きっと書くまでもなく「レ・ミゼラブル」といえばミュージカルだったんだと思うのですが、ミュージカルが苦手なのでミュージカル事情に疎いんです。
そう、ミュージカルが苦手なんです。
ざっくりと物語自体は面白かったです。原作を読んだことがないので、続きがどうなるか気になりながら見入りました。最後はホッとしましたし、もっとじっくり原作を読んでみたいとも思いました。
でも、ミュージカル部分が最後までしっくりきませんでした。ミュージカルを映画化するときって、多少普通の台詞がでてきたりするものです。今まで観たミュージカル映画はそうでした。でも、99%本気のミュージカルで台詞=歌でした。私はそれが違和感で、早く次の展開に進んで欲しくてイラッとしてしまったり…。
出演者はみんな迫真の演技だし、歌もかなり練習を積んだと思われて(さすがプロ)歌だけを観るとすごく良かったです。ミュージカル好きさんはきっと楽しめるんだと思います。
☆の数は…★★☆
(5点満点、★=1、☆=0.5)
ミュージカル苦手なので、高評価はできません。ごめんなさい。
・映画「Les Misérables」公式サイト(*音出ます)
・IMDB(世界有数の映画サイト)