怖いもの見たさで見てしまいました。
言わずもがなの超人気漫画ドラゴンボールを、ハリウッドが実写版にした映画です。
ひどいひどいと噂に聞いていましたが、どんなにひどいのか見てみよう♪と軽いノリで観ました。GWの連休でヒマだったし。
はい。
「ヒマだったし」
「時間つぶしに何かないかな」
くらいの軽い気持ちが大事です。
ストーリー:
悟空はおじいちゃんと2人暮らしの高校生。
18歳の誕生日を前にドラゴンボールを託されます。そして誕生日当日にピッコロ大魔王の魔の手がおじいちゃんに忍び寄ります。悟空に「ドラゴンボールを7つ集めること。亀仙人のもとに行き、ピッコロの復活を教えること。自分自身を信じること。」の言葉を残してこの世を去ります。
そうして、悟空のドラゴンボール探しの冒険が始まりました・・・。
感想:
(前置き)
私はアラサ―でもろにドラゴンボール世代です。男兄弟がいるので、少年ジャンプで現役でも読んでいました。
公の場では酷評は言わないようにしています。映画を観る前にあまりに偏った感想を知るのは良くないと思うからです。
(それをふまえて・・・)
ひどいです。
ドラゴンボールと名乗らないでほしいです。
映画冒頭に出てくるワイヤーアクションがすでにがっかりでした。
ブルマのホイポイカプセルは原作ファンとしては嬉しく懐かしい代物だったけれど、CGはしょぼい。
亀仙人が髪ふさふさで髭が生えていないのにがっかり。
ヤムチャ→ひどいの一言。チャオズが居ないし。
チチ→設定も意味不明。そしてチチをアジア系にするなら、悟空もそうすればよかったのに。
途中で登場するお寺で亀仙人が胸の前で合掌して「ナマステ」とお礼を言うシーンが出てくる→どうしていきなりインド語!?→これって多くの外国人が勘違いしている日本人のジェスチャーの一つ。これを使うとは日本を調べていないことを露呈している。
いろんなことの説明がなくて原作を知らないと楽しめない→それなのに原作を知っているファン向けにしてはストーリーがしょぼすぎる。
出演している俳優がかわいそう。
→これはアマゾンのレビューでも書いている人がいたけれど、まったく同じことを思いました。
何をとってもいいところがない映画でした。始まって15分くらいで観るのやめようかと考えたけど、乗りかかった船だったので最後まで頑張りました。85分間と短いし。
繰り返しになりますが、よほどヒマか、どんなにひどいか観てやろう、と軽いノリで観るのが大事です。
続きを作れそうな終わり方してたけど、次はないでしょう。
☆の数は…☆
(5点満点、★=1、☆=0.5)
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