2011年04月09日

The King's Speech(英国王のスピーチ)

やっと観てきました。
2011年アカデミー賞の作品賞・主演男優賞(コリン・ファース)・監督賞(トム・フーパー監督)・オリジナル脚本賞(デビッド・サイドラー)の受賞作品。

自分自身を見つめなおしたり、他者との心の交流があったりととても素敵な作品でしたが、残念ながら日本では上映劇場が少ないようです。

ストーリー:
のちに英国王ジョージ6世となる、ヨーク公(コリン・ファース)は幼少時からの吃音症。父であるジョージ5世は日に日に年老いていく中、後継者である長男デイヴィッドは人妻とばかり恋愛を繰り返していることを心配。次男ヨーク公に未来を託したいと考えているが、スピーチができないことを心配し、ついつい声を荒げてしまう。
ヨーク公は妻エリザベス(ヘレナ・ボナム・カーター)に支えられながら、吃音症治療のためにあらゆる医師を訪ね、あらゆる治療法を試すが、一向に良くならない。ヨーク公がすっかり諦めてしまう中、エリザベスがある言語聴覚士ライオネル・ローグ(ジェフリー・ラッシュ)を訪ねる。
ライオネル・ローグは吃音症は幼少時からの育った背景に原因があると察知し、真摯かつ率直な姿勢でヨーク公と向き合うことになる。最初は心を閉ざすヨーク公だが、次第に率直なライオネルに心を開き始める。それに比例するように、少しずつ文章を話せるようになっていく。
ときを同じくして、ヒトラーが台頭していく。長男デイヴィッドが恋のために王座を捨てたため、ヨーク公がジョージ2世として王座に就いていたが、英国民に向けたスピーチを控えることとなった。

感想:
余韻が心地よい、心があたたまる映画でした。
とても素敵な映画でした。

ジョージ6世は現在のエリザベス女王2世のお父さんです。吃音症の克服の中、内気な自分の克服、想いを言葉にすることを思うようにできなかった家庭環境、様々な問題に向き合いながら、言語聴覚士ライオネルとの心の交流が素敵に描かれていました。笑いもありました。
ヒトラー台頭する中での英国王ということで外交的な問題も多く抱えていた。王様は表の顔しか見えないけれど、その陰に様々な葛藤があるのだとわかる。ライオネルという人との出会いで大きく育っていく様子を見ていると、出会いって本当に大切だと気づかされる。そして、時には素直に謝り、時には想いをぶつけることの大切さを知りました。

ライオネルはオーストラリア人。第二次大戦のころはオーストラリア人というと、異端児・異国のわけがわからない人、という扱いをされていることに、ちょっと悲しみを覚えたり。

そのライオネルと英国王が生涯の友になることに感動を覚えたり。

英国王を陰で支えるライオネルを、また温かく支える奥さん・子供たちがいたり。

本当によい映画でした。
コリン・ファースもヘレナ・ボナム・カーター、ジェフリー・ラッシュ3人とも名演でした。


おまけの感想:
トリビアですが、コリン・ファース演じたジョージ6世役は当初ヒュー・グラントに打診があったそうな。けれども断ってしまい、後にたいそう後悔することになるという。ホントかな。
この話をネットニュースで読んでいたので、映画を見ながら「もしこれがヒュー・グラントだったら…」と考えてしまいました。それはそれでよかったと思います。ちょっと内気で頼りなさげな感じや、吃音もうまく演じてくれると思います。

でも、最終的にはコリン・ファースに決まったし、今となってはコリンあっての映画だったんだなぁと感じます。これも縁ですね。

☆の数は…★★★★★
(5点満点、★=1、☆=0.5)

「英国王のスピーチ」日本語公式サイト

毎月世界から5,700万人以上が訪れる映画データベースサイト
IMDb"The King's Speech"
2011/4/9現在 8.4/10ポイント(68,000票)


posted by Eri at 15:43| Comment(0) | TrackBack(1) | 伝記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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