2010年03月28日

A Scanner Darkly (スキャナー・ダークリー)

  キアヌ・リーブスが主演している近未来のアメリカを舞台にした映画で、原作はフィリップ・K・ディック の実体験に基づく「暗闇のスキャナー」です。

他、ロバート・ダウニー・Jr.ウィノナ・ライダーなどなど出演しています。

映画の特色といいますか、演出というのでしょうか、実写で作られた映画全部をイラストで上書きしています。本人たちの演技をそのまま残したアニメーション化です。ジャンルとしては"SF"に分類されるようです。

ストーリー:
近未来のアメリカでは「物質D」と呼ばれる麻薬が蔓延しています。キアヌが演じるのは潜入捜査の麻薬捜査官。ジャンキーたちの仲間として振舞いながらのおとり捜査をしています。ばれないように自分も"ある程度"の麻薬接種が必要になるわけですが、気づけばジャンキーの自分を監視する役割を与えられてしまいます。

感想:
カナダにいたときにCMを見て興味を持っていた映画でした。その時は映画の作成手法に興味を持っていただけで、そのストーリーはあまり分かっていませんでした。

まず、キアヌ演じる主人公の役柄自体が捜査官とジャンキーと2役を演じていることもありストーリーが複雑です。麻薬の密売人のおとり捜査が話しの軸なので、登場人物みんなが疑わしくなって誰がいったい何者なのかがよくわからなくなってしまいました。

書いていて思ったけど、これはまさしく自分を監視している主人公がハマった状況なのではないかと。

麻薬が恐ろしいという事実はもちろん、自分が自分を監視していたり、いったい誰がどこで自分を監視しているのかわからないぞ、という風刺も込められているようです。

私には難しかったので考えるのをやめて見ていたら、最後の種明かしのシーンを過ぎても理解できていませんでした^^; 映像特典の映像秘話やキャストのインタビューを見てやっと物語の構造がみえたという次第です。

難しかったけれど、非常に面白い・興味深い内容なので何回も観て理解を深めていきたいと思う映画でした。原作も読んでみたいと思いました。

万人受けする映画ではないです。
笑いの要素も入ってるけれど全体的に暗いです。
凝った手法の映画、難しい物語を考えながら見たい人にお勧めです。
見る方は、あまりストーリーの情報をいれずに見てほしいと思います。

☆の数は…★★★★
(5点満点、★=1、☆=0.5)

日本語版サイト

A Scanner Darkly
IMDb(毎月世界から5,700万人以上が訪れる映画データベースサイト)より
posted by Eri at 02:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 洋画・その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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