2010年05月04日

We Live in Public (原題:ウィー・リヴ・イン・パブリック)

2010年春現在、日本未公開のドキュメンタリー映画です。

ストーリー:
誰も聞いたことがないインターネットのパイオニア、ジョシュ・ハリスのドキュメンタリー。映画はジョシュが最期の時を迎えている母親への"ビデオレター"から始まります。
さかのぼること1990年代前半にジョシュはインターネット通信を利用してチャット、音楽配信の技術を生みだし、初めてオンラインテレビを創り出す。

その時代にジョシュは、インターネットが普及することでテレビ局はつぶれ、情報が筒抜けになる世の中がやってきて人々のプライバシーもなくなると予測している。

1999年〜2000年になるちょうどミレニアムのタイミングで、その彼の考えを形にするいわば実験という名であるプロジェクトを実施する。それが「We live in public」。地下に大きなカプセルホテルのような空間を作り、無償で人々に食事・娯楽などなんでも好きなものを与えた。そのかわり、人々の全てをカメラに収めるというものだ。全て=就寝、排便、セックス、シャワーなど全部。そしてそこに住んでいる人にはテレビが与えられ、いつでも好きなチャンネル(そこで生活している人の様子)を見ることができる。

このプロジェクトだけでは終わらず、その後自分と彼女の同棲風景の全てにカメラを設置してネットで配信し始めた・・・。


感想:
いろんな意味で衝撃の映画です。15年も前に今の世の中を予測していて、こういう形で表現しているのがすごいです。
We live in publicはやりすぎだけれど、けどいまやmixi、MySpace、facebook、twitter、YouTubeなどを利用して自分の生活、動画を誰でも配信することができるようになり、人によっては自分のたくさんの部分をさらけだしているのかもしれません。そうしてそれはネット環境にある人なら誰でも閲覧できるようになっています。

たとえば、このブログも。私が書きたいことを書いて、それを誰でも見られます。個人情報はあんまり書いていないけど、誰にでも見せていることになるわけです。

とても賢い人であると同時に、考え方が一般の人とは相当かけ離れています。死に際のお母さんへのビデオレターにも表れているし、100%プライバシーなしのWe live in public。
けど、それは子供時代にさかのぼって彼の人格形成も表現されています。

すごく衝撃の映画です。ぜひ日本でも劇場公開もしくはDVDだけでも出てほしいと思います。

☆の数は…★★★★
(5点満点、★=1、☆=0.5)

We Live in Public 公式サイト(英語)

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We Live in Public
IMDb(毎月世界から5,700万人以上が訪れる映画データベースサイト)より
レイティング:7.4/10
posted by Eri at 01:07| Comment(0) | TrackBack(1) | ドキュメンタリー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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